アパートやビルの共用階段・廊下の床に貼る、すべりにくいシートを長尺シートといいます。見た目がきれいになるだけでなく、雨の日の歩きやすさも変わります。
工事の流れ
- 古いすべり止め金物や、残った接着剤を取りのぞく
- 床の汚れを落とし、清掃する
- へこみや欠けを、下地調整の材料で平らにする
- 専用の接着剤を、クシ目のコテで均一に塗る
- 長尺シートを貼り込む。階段は、段の先まで一体になった専用の材料を使います
- シートの継ぎ目を、熱風で溶かしてつなぐ
- 端をシールして、めくれや水の入りを防ぐ
下地を平らにすることが、仕上がりを決める
長尺シートは薄い材料なので、下地のへこみや古い接着剤の跡が残っていると、そのまま表に出ます。貼る前の下地づくりに、いちばん時間をかけます。
住みながらの工事で気をつけること
- 階段は半分ずつ施工し、通れる幅を残しながら進めます
- 接着剤や下地材が乾くまで、踏めない時間があります。事前に日程をお知らせします
- 材料を切る音や、接着剤のにおいが出る時間帯があります
- 工事の前に、入居者の方へのお知らせ文をご用意できます
排水や端の処理も一緒に確認を
廊下の排水溝まわりや、壁との境目は、水が入りやすい場所です。シートを貼るだけでなく、端のシールや、必要に応じた防水の処理も合わせて行うと、長持ちします。
建物の形や、今の床の状態によって、合う材料と手順が変わります。現地を拝見したうえで、ご提案します。

